千葉県立美術館で見た テオ・ヤンセンが創り出したストランドビーストについて もう少し書き残しておきたいと思います。 オランダの砂浜で動くビーストは意思があるかのように 後をついてくる。 作者であるテオ・ヤンセン氏のことを親だと思うひな鳥のように。 いや、まてよ。 後を追っているのではなく、 「ヤンセン氏が先を歩いている」のが本当のところなのだろう。 そう思うものの、ふたり(?)が追いかけっこをしているようだ。 そのヤンセン氏がビーストを修理している姿は 漁師が網のほつれを直しているかのようだった。 ビーストの躯体のパイプを結ぶ結束バンドは 長いままピンっとしている。 それがいくつも連なっている…