南部博士

★「科学忍者隊 ガッチャマン」の面白情報箱① ＜ストーリー＞ 地球征服を企む秘密結社「ギャラクター」に立ち向かうため、国際科学技術庁（ＩＳО）の南部博士は、過酷な訓練を積んだ５人の少年少女を招集し、科学と忍法を駆使して戦う科学忍者隊を結成。ガッチャマンは、リーダーである「大鷲の健」個人につけられた名前で、チームを現わす名前ではない。科学忍者隊に属する彼らがチームワークを組んで人類の望みをかけて悪の秘密結社「ギャラクター」と戦う物語。 科学忍者隊のメンバーは次の５名。 ガッチャマン（大鷲の健）科学忍者隊Ｇ―１号 本作品の主人公で本名・鷲尾健。科学忍者隊のリーダー。ガッチャマンとは「科学忍者隊の５…

★「科学忍者隊 ガッチャマン」（とびだすえほん）Ｐ.９、１０の映像と本文 ＜本文＞ ガッチャマンの 科学忍法に やぶれた、しゅりょう ベルク・ガッツェは、どうたいを きりはなし、あたまの ロケットで にげ出した。どうたいが、おちていく。 「にがすな、早く のれ！そとへ 出ろ!!」 ガッチャマンたちは、タートルキングの 腹部ハッチに はさまれた、ゴッド・フェニックスと ともに おちていく。ああ、科学忍者隊の さいごか!? しかし、見よ 大空を。ゴッド・フェニックスは、火の鳥となって 天たかく まい上がった。科学忍法 火の鳥だ!!ガッチャマンたちは、たすかった。ギャラクターの本ぶを つきとめること…

★「科学忍者隊 ガッチャマン」（とびだすえほん）Ｐ.７、８の映像と本文 ＜本文＞ ぶきみな かめんを つけた だんいんが はたらいている。しばらくして、バッバーンと ばくはつ音が した。ジュンが、レーザー砲の はかいに せいこうしたのだ。どうじに、ゴッド・フェニックスは タートルキングの中に おりていった。しかし、科学忍者隊の 五人は、ギャラクターに かこまれているのに 気づかない。 「うふふ・・・・・、まぬけめ。上を見ろ！ここが おまえたちの はかばだよ!!」 だんいんの ピストルが、火を ふこうと した。しゅんかん、ゴォーツと するどい かぜが おこった。科学忍法 竜巻ファイターだ。そして…

★「科学忍者隊 ガッチャマン」（とびだすえほん）Ｐ.５、６の映像と本文 ＜本文＞ ビルが くずれおちる。きょ大な 怪獣ロボットが 大あばれだ。 これこそ、ギャラクターが あやつる タートルキング である。ゴゴォーッ！ビッビーッ！レーザーこうせんが、ますます 町を はかいしていく。さらに 空から こうげき しようと とび上がっていった。これを おって ゴッド・フェニックスが ちかづく。 「ようし、ジュン、タートルキングに はいり、レーザー砲を さがして ばくはつしろっ！ おれは、あの腹部ハッチを ひらき、ゴッド・フェニックスを 中へ みちびいて こうげきする。トップ・ドームを ひらけ！ さあ と…

★「科学忍者隊 ガッチャマン」（とびだすえほん）Ｐ.１、２の映像と本文 ＜本文＞ 「こちら 南部・・・・ 大じけんが おきた。科学忍者隊 ただちに 出どう。 ゴッド・フェニックス はっしんせよ!!」 「ラジャー！ バード ゴォー!!」 科学忍者隊とは、大わしの健こと ガッチャマンと、三人の 少年、ひとりの少女の、ゆう気ある あつまりのことである。いま、少年たちは、南部はかせの しれいを うけ、あく人と たたかう ために、つばさの マントを まとう、科学忍者隊に 変身した。少年たちの 四だいの のりものも、どうじに 変身していった。 そして、五だいの のりものは、一つに 合体し、すばらしい 力を…

科学忍者隊 ガッチャマンの表紙と裏表紙 ＜表紙＞ ＜裏表紙＞ ★『「科学忍者隊 ガッチャマン」ばんそうのとびだすえほん』の基本情報 発行年月日／昭和４７（１９７２）年１１月２０日 発行所／株式会社 万創 編集人／辻 勝三郎 発行人／山田 高旦 印刷／凸版印刷株式会社 絵／中山 恵子 ＜お断り＞ 文中に差別的な言葉が使われていますが、原文を忠実に表すために使用しています。差別的な意図は一切ありませんので、ご了解願います。

★「科学忍者隊ガッチャマン３ なぞの火くい竜」（とびだすえほん）Ｐ.９、１０の映像と本文 ＜本文＞ かぜを よび うずを まいて、火くい竜キングドラゴンが 世界一の かいてい ウラン工場を およった。もし、工場が ばくはされれば ちきゅうは ぜんめつ なのだ。きゅうを きいて、ゴッドフェニックスが やって きた。だが、火くい竜の はく ほのおは ゴッドフェニックスを とかそうと せまってくる。 「よーし 科学忍法 火の鳥だ。」 健が さけんだ。ゴッドフェニックスは、まっかな 火の鳥に かわり 火くい竜は 大ばくはつを こした。ばんざい 科学忍者隊 やったぞ ガッチャマン！！ ★「科学忍者隊ガッ…

新年早々、少しだけ専門的な話を。大学における理系の共通科目では物理や化学がほぼ必修となっていて、カリキュラムだけ見ればどこの大学でも同じようなものだが、多くの学生にとってエントロピーほどわかりにくい概念はないと思う。素粒子物理学の南部博士でさえ学生時代はよく理解できなかったというエピソードもあるくらいだ。 たいがいの教科書ではクラウジウスの不等式がいきなり出てきて、これが熱力学の第二法則をきわめてわかりにくいものにしている。これについてはかねてから、エントロピー生成の概念をはじめから導入した方が良いのではないかと考えている。ひと昔前までエントロピー生成を前面に出した流儀の本はプリゴジンの教科書…