今日は、何もしない一日を過ごしてみました。 何もしない時間の中で考えたことは、家族のことと自分のことでした。 私は結婚以来40年、子育てと両親を含めて6人の認知症老人の介護をしてきました。 いま思うと、自分の能力以上の事を一人でやってきたことは子供達にとって、そして介護した家族にとって良いことであったのか疑問が残ります。 そして思ったのは、誰かに助けを求めるべきだったということです。 もう少し心に余裕があったら、時間がなくても食事の介助をしながら、 「今日はお母さんの好きなかじきの煮付けよ。お塩の加減はどうかしら?」 と母の反応を見ながら箸を口の中に運ぶことができたのではなかったかと思えるので…