日本でもたくさんの方に愛されているルノワールさん 「花瓶にいけられた薔薇」 ピエール=オーギュスト・ルノワール 1880年頃 58.8×74.1 こちらの作品は顧客であったポール・ベラール氏のヴァルジュモン城を飾るために描かれた一作。 一気に部屋が華やかな雰囲気と良い香りに包まれそうです! ルノワールの少年時代はセーブル焼の陶器絵付けで家計を助けていました。 ですがその頃に培った技術がのちのルノワール特有のすべすべとした優しいマチエール(絵肌の質感とでもいいましょうか)に繋がっていると考えられます。 38歳頃には画家としての地位を不動のものとし、裕福なパトロンも沢山ついていたよう。 ですが彼は…