こんにちは!Lanyaです。 本日の和算は、「合率比例」です。 現代では、複比例という呼び方ですが、さっそくその意味についてみていきましょう。 ふく‐ひれい【複比例】 明治塵劫記<合率比例> 精選版 日本国語大辞典「複比例」の解説より 〘名〙 複比(相乗比)と複比、あるいは複比と単比が等しいという関係。たとえば、ac:bd=e:f が成り立つようなとき、a、b、c、d、e、fは複比例するという。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕 明治塵劫記(明治13年) 合率比例(複比例)は既知の数5件以上にして、一間の未知数を求むるの題なり。 其法乗数と積数を分別して四所の比例に各数を布き式を設く…