往年のスポ根ドラマファンであれば「空中二段投げ」「地獄車」と聞いて懐かしさを覚えるのが、桜木健一主演の「柔道一直線」(1969~71年、TBS系)だろう。 そのヒロインで、当時セーラー服が誰よりも似合う女生徒「ミキッペ」として、同世代を生きる男たちの目を釘付けにしたのが、吉沢京子だった。 13歳で児童劇団に入った彼女は、東宝の青春映画「燃えろ!太陽」でデビュー。 2年後に「柔道一直線」で、桜木扮する一条直也のガールフレンド・高原ミキ役で大ブレイクすることになる。 そんな彼女が大阪・梅田コマ劇場オーナーの次男で東宝社員の男性と結婚したのは、1983年。同年11月10日、東京ヒルトンホテルで記者会…