遅くなりましたが、3月末に開催された「鎌倉乳腺・歯科連携の会」のご報告をさせて頂きます。 この講演会は、湘南記念病院乳がんセンターの医師を中心とした医師グループと鎌倉市歯科医師会が、周術期口腔機能管理を念頭に毎年開催しています。 第5回となる今回、当院院長が、「円滑な周術期口腔機能・医科歯科連携を進めるために〜歯科から医科への所望〜」との演題で講演を行いました。 癌の治療に用いる抗がん剤は、副作用として口腔粘膜炎を発症します。 口腔粘膜炎の重症化予防と痛みを軽減するためには、抗がん剤の投与前から継続して歯科によるお口の管理を行う事が大変有効です。 また、乳がんの治療を行う際、骨転移を防ぐために…