『過緊張性発声障害における安静呼吸中の仮声帯機能亢進の定量化』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 仮声帯の曲率を測定し、安静呼吸中の仮声帯の姿勢(形状)が原発性過緊張性発声障害(pMTD)患者を識別できるという仮説を、pMTD患者30人と対照33人で検証した。 喉頭鏡画像は、安静呼吸中の呼気終了時と最大吸気時,/i/持続発声中,30分間の発声負荷タスクの前後の大声での発声中に取得した。 結果、仮声帯の曲率(凹=弛緩,凸=緊張 の度合い)は、呼気終了時に、pMTD群は凸状の輪郭を示したのに対し、対照群は凹状の輪郭を示した。最大吸気時には、pMTD群は凹凸の中間(直線)の輪郭を示した…