中国の王朝のひとつ。唐、唐朝、唐帝国とも。 (西暦618年〜西暦907年)
李淵(高祖)が隋皇帝に禅譲させて建国。首都は長安。 太宗(李世民)が中国を再統一し、その治世は「貞観の治」と呼ばれた。
六代皇帝玄宗の時代の安史の乱をきっかけに衰退が始まり、最終的に節度使の朱全忠によって滅ぼされた。
隋王朝→唐王朝→五代十国
7世紀末〜10世紀にかけて栄えた渤海国の王都。忽汗城の異名でも呼ばれる。都城の遺跡は黒竜江省寧安市渤海鎮に残る。8世紀中頃に、唐の長安城をモデルとして建設されたと推定されている。 渤海の建国 渤海の北進と対唐紛争 上京竜泉府への遷都 都城の構造と宮殿群の特徴 皇城と外郭城 唐との通交ルートと渤海の特産品 日本との通交 渤海の滅亡 関連人物 参考文献 渤海の建国 渤海国は中国東北地方東部・沿海州地域・朝鮮半島北部を支配領域とした。同国に関する文献史料は周囲の国々に残されたものばかりであり、渤海国が栄えた当時の中国王朝である唐朝の正史である『旧唐書』(945年)・『新唐書』(1060年)が基本的な…