2005年11月に東京競馬場で行われたジャパンカップ(芝2400メートル)を勝利したアルカセットが出した走破時計2分22秒1は、今後抜かれることはないだろうと言われていました。しかし、その13年後の2018年。3歳牝馬のアーモンドアイが、アルカセットを1秒5上回る2分20秒6というタイムでジャパンカップを勝利します。3歳牝馬にとって東京芝2400メートルは過酷なレース。しかも、ジャパンカップは日本の競馬で最高峰のGⅠレース。それを3歳牝馬のアーモンドアイが世界レコードで勝利したのですから、そのニュースは瞬く間に世界中に広まりました。