Gross National Happiness(GNH) 1972年に、ブータン国王のジグミ・シンゲ・ワンチュク国王が提唱した「国民全体の幸福度」を示す尺度。精神的な豊かさを示す数値で国政調査で「あなたは今幸せか」という問いに答えて数値が出る。その際、「繁栄」より「幸福」のほうが重要な指標になる。
一条真也です。『現代スピリチュアリティ文化論』伊藤雅之著(明石書店)を読みました。「ヨーガ、マインドフルネスからポジティブ心理学まで」というサブタイトルがついています。著者は、1964年名古屋市生まれ。1998年、米国ペンシルバニア大学大学院社会学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は宗教社会学。おもな著書に『現代社会とスピリチュアリティ』(単著、渓水社、2003年)、『スピリチュアリティの社会学』(共編著、世界思想社、2004年)、訳書に『宗教社会学』(メレディス・B・マクガイア著、共訳、明石書店、2008年)など。 本書の帯 本書の帯には、「現代スピリチュアリティ文化は、宗教を超え、世界の様…
こんにちは。いつもお越しくださる方も、初めての方もご訪問ありがとうございます。 今回は保守主義の英語版Wikipediaの翻訳をします。翻訳のプロではありませんので、誤訳などがあるかもしれませんが、大目に見てください。翻訳はDeepLやGoogle翻訳などを活用しています。 学問・思想・宗教などについて触れていても、私自身がそれらを正しいと考えているわけではありません。
人新世の「資本論」 (集英社新書)作者:斎藤幸平集英社Amazon 人新世の「資本論」 かつて資本主義の引き起こす辛い現実を和らげる宗教は「大衆のアヘン」だと批判されたことある。現代のSDGsはまさに地球環境が変化することへのアリバイ作りであり正に「大衆のアヘンだ」。あるノーベル化学賞受賞者は人類の経済活動が与える地球への影響が大きい為、地球は新たな年代に突入したと言い、「人新世 ひとしんせい」と名付けた。ノーベル経済学賞を受賞した気候変動の経済学では、経済成長とCO2排出は相反するものであり、その答えをバランスだとした。しかしその最適解はあまりに経済成長に傾倒し過ぎていた。経済成長すれば技術…
電通G中間決算 営業利益大幅に減少 ロシア合弁事業で損失計上 #nhk_news https://t.co/VocEAmQ4Jc— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月12日 電通グループが12日に発表したことし6月までの半年間のグループ全体の決算は、売り上げに当たる収益が5760億円と前の年の同じ時期より16%増えた一方、本業のもうけを示す営業利益は667億円と20%の減少となりました。国内の広告事業や海外のサービス事業などは好調に推移したものの、ウクライナへの軍事侵攻を受けてロシアの合弁事業の評価を見直し、151億円の損失を計上したことが減益の要因となりました。会社は今後…
高野秀行氏の著書「未来国家ブータン」を読んだ。 その本の中で西岡京治氏のことを初めて知った。本の中で次のように書かれていた。「ブータンで日本人と言えばダショー・ニシオカである。ダショー・ニシオカこと西岡京治氏は大阪府立大学出身の農業技術者である。同大のネパール学術調査隊に参加し、それが縁で1964年、ブータンに JICAの指導員として赴任した。戦後、日本が援助される側から始めて援助する側になった時である。西岡氏は稲作の改良と普及、換金作物の奨励など、ブータンの農業に著しい貢献を行ったということで「ダショー」の称号を国王より賜った。ダショーとは貴族や政府高官に与えられる名誉称号であり外国人でダシ…
'08/11/07の朝刊記事から「最年少」28歳 国王が戴冠式 ブータン【ティンプー6日共同】ヒマラヤの山岳国ブータンの首都ティンプーの王宮で6日、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(28)の戴冠式が行われ、正式に即位した。ブータン政府当局者は、世界最年少の君主としている。国王は父である前国王から2006年12月に譲位された。ブータンでは今年3月に初の総選挙が行われ、7月には絶対王制から立憲君主制に移行。民主化プロセスの終結を受け、内外に正式即位を披露した。戴冠式では、吉兆を意味する8つの宝を象徴する品々などが僧侶から国王に授けられ、祝福を示す白いスカーフが渡された。式には、隣国インドの…
【シリーズ=教養の饗応】(7/29配信第36号) 今は、二十四節気の「大暑(=たいしょ)(7/23-8/6)」、 七十二候の「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」(7/28-8/1)」です。 昨日7月28日は、「大安(たいあん)」です。 本日7月29日は、「先勝(せんしょう)」です。 明日7月30日は、「友引(ともびき)」です。 また、陰暦七月の異名は「文月(ふみづき)」です。 英語では「July」フランス語では「 juillet = (ジュイエ)」です。 中国語では『七月』と書いて『チーユエ』と発音します。 韓国語では「『칠월』と書いて『チルォル]』と発音します。 7月の呼称としては、他に…
広井良典さんの本を読んだ。科学史、科学哲学を専攻していた方で、社会保障について言及や提言がある一方、なかなかこの分野に言及する人では少ない、死生観について章が割かれている点が面白かった。また年金制度についての提言も、これまで読んだ新書では破綻するしないみたいな話が多かった一方、再分配のために比例報酬部分の課税強化を言っていて面白いなと思った。以下、すごく雑なメモ。 AIの示す未来 都市集中か、地方分散かでは、地方分散の方が地域の持続可能性、健康、格差、幸福の観点から望ましい結果になった。 今から8〜10年後程度に都市集中型のシナリオと地方分散型のシナリオとの分岐が発生し、以降は両方のシナリオが…