今日は短く。 朝日新聞ニューヨーク支局の藤原学思・記者が伝える記事やTweetには、国連の動きをリアルに伝えるものが多く、大変貴重でありがたく読ませてもらっています。 ロシアのウクライナ侵攻に、国連が有効な手を打てずにいる状況を歯ぎしりする思いで見てきました。安全保障理事会で常任理事国が拒否権を行使して「決議」を葬るというのは、ロシア(旧ソ連)だけでなく、米国もくり返してきた「お家芸」ですが、こうした「大国!」の責任を欠いた自己都合が多分に国際政治を歪めてきたのは確かです。 今回リヒテンシュタインが主導して、常任理事国が今後拒否権を行使した場合、国連の全193加盟国の前で説明させようという決議…