国連安全保障理事会(安保理)において、
(すべての常任理事国)のみが保有する、決議を阻止できる権利。
本来、安保理における決議には、常任・非常任併せて15カ国ある理事国のうち9カ国以上の賛成を必要とするが、上記5カ国の1国でも反対すると否決される。
第二次世界大戦直後、世界平和を維持し、第三次世界大戦を招かないためには、
大国の意見に相違がある上での行動は危険であり、
大国の一致と協調の上で行うことが必要である、との思想から設けられたとされる。
参考URL:http://mizushima-s.pos.to/lecture/2003/030604/030604_02.htm