「侵略とは何か」ということについては、1967年~1974年に、国連の「侵略の定義特別委員会」(日本を含む35ヶ国よりなる)で審議した上でコンセンサス(意見の一致)が得られ、1974年、第29回国連総会で採択されました。 これによると、「侵略か否か」を判断するのは最終的に国連の安全保障理事会(安保理)であって、ある判断基準から自動的に結論が導き出されるわけではない、となっています。 その上で一般的定義として、 ・他国の主権に対し、または ・領土保全に対し、あるいは ・政治的独立に対して、 国際連合の目的と両立しない方法によって武力の行使すること が侵略であるとされています。 具体的には、 ・他…