《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 地方のローカル線の多くは、沿線の人口が少ない過疎地域であり、そこに走る鉄道は輸送量が低いため、設備投資の大きい電化工事がされることなく、非電化の路線が数多くあります。特に北海道や四国、九州ではその割合が多いため、国鉄時代から数多くの気動車が運用されてきました。 国鉄分割民営化によって設立されることになったJR北海道とJR四国、そしてJR九州は、これらのローカル線を継承するとともに、国鉄型気動車を数多く引き継いで列車の運行をすることになります。 しかし、この国鉄から引き継ぐことになっていた気動車の多くは、1960年代に…