いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 この記事を書いている時点で、2024年も残すところあと僅かとなってしまいました。毎年のことですが、12月も半ばに差しかかる頃になると、1年というのは本当に早いものだと感じさせられます。 ところで、2024年のノーベル平和賞は、日本の原子力爆弾被爆者で構成されている「日本被団協」が受賞しました。第二次世界大戦、そして人類ではじめて核兵器が使われてから79年目、世界で唯一の核兵器被爆国である日本の、それも戦闘員ではない一般市民の被害者たちが、核兵器廃絶に向けて地道な運動を続けてきたことが評価され、これは非常に大きな意味のあるものだと筆者は…