こちら、記事を上げるのを忘れておりました。 www.env.go.jp 先日から始まっている土壌制度小委員会。 本日、第２回目が開催されました。 第２回目と第３回目は、関係団体からのヒアリングで、今日の第２回は、名古屋市、（一社）土壌環境センター、（一社）汚染土壌処理業協会、（一社）日本鉄鋼連盟、（一社）不動産協会が今回の改正に対して意見を表明しました。 第３回目は、東京都、明石市、全国中小企業団体中央会、（一社）日本化学工業協会、（一社）日本経済団体連合会、（一社）日本建設業連合会の意見表明＆ヒアリングとなります。 私は今日は朝からYouTubeで傍聴。 色々な団体がそれぞれの立場から意見を…
news.yahoo.co.jp これねえ・・・ 相続土地国庫帰属制度。 この中で、土壌汚染のある土地について触れられています。 土壌汚染のある土地については、この制度は使えません。 昔、ある個人経営でメッキ工場をやっておられる社長さんが言ってました。 「工場の廃止はせずにこのまま持ち続けて、子供達には遺産の相続放棄させる」と。 そこは小さな工場で昔から操業している感じで、経験上、確実に土壌汚染はあるなあと。 そんな土地を子供たちに相続させるくらいなら、相続を放棄させると。 多分、その他の資産については生前贈与とかしまくっているんでしょうね。 土壌汚染対策法施行から20年以上が経ちましたが、有…
久しぶりにニュース記事より。 news.yahoo.co.jp 灯油には精製工程の蒸留温度の関係から土壌汚染対策法に基づく特定有害物質は含まれていないという認識です。 ただ、何年か前、ガソリンスタンドの漏洩事故で周辺の井戸から異臭が確認されたことがあったと記憶しています。 自治体さんも大変だけど、まずは周辺の飲用井戸の有無、地下水へ漏洩した灯油が到達しているかの確認が第一になるんでしょうね。 油は化学物質の複合体みたいなものなので、飲めばそりゃ体に有害だと思うので。 当事者以外の人間はこのような時、まず「汚染」の定義について共通認識を持つことが大事かなと考えております。 逐条解説 土壌汚染対策…
とうとう土壌汚染対策法の見直しが始まりますね。明日開催の土壌制度小委員会。 環境省の組織変更で、結局、土壌汚染対策法については、水・大気環境局の環境管理課環境汚染対策室が担当するようです。 www.env.go.jp なお、六価クロム化合物の土壌環境基準の見直しの方は、「人の健康の保護に関する水・土壌環境基準小委員会」で審議されると思いますので、こちらは平成31年４月１日に施行された現行法の制度の５年見直しってやつですね。 なお、六価クロムの地下水環境基準については、もう0.05mg/L→0.02mg/Lと改正済です。 PFOS等については、いずれ土壌でも検討されるとは思うのですが、水道水質→…
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土地取引をする場合、土壌汚染がどうしても気になる。土地の経歴から見て有害物質汚染がないというだけでは安心できない場合がある。法整備のない昭和20年代から50年代にかけての廃棄物処分場跡地だったり、自然由来の有害物質というのも存在する。 土壌中有害物質がある場合、環境法からは土壌汚染対策法という法律によって規律されている。有害物質といっても様々で水に溶けて害を及ぼす場合、呼吸や皮膚に接触して害を及ぼす場合とさまざまなだ。環境省ではこうした物質の特性にあわせて環境基準を定めている。 ある学校法人の事例 学校法人AはBより中学校及び高等学校の新校舎建設のため、甲土地を約37億円にて売買する旨の売買契…
2002年土壌汚染対策法（「土対法」）が制定された結果、土地売買では土壌汚染がセンシティブな課題になっている。土地売買契約においても土壌汚染に関する契約条項が様々な形で工夫されている。土壌汚染調査もけっこうお金がかかるため省略したり、土壌汚染調査も絶対ではないためこともあり、後から汚染が確認されて問題になることが少なくない。売買契約では土壌汚染についての定めは慎重になったほうがよい。 たとえば、こんな条項があったりする。1 本物件には，土壌汚染対策法第３条第１項が定める有害物質使用特定施設に係る工場でないものが設置されていたため，売主は，同工場由来の土壌汚染が存在し得ないことを理由に，土壌汚染…
このブログを開設した2009年、どんな気持ちで開設し、その後ほったらかしにしていたか？今となっては覚えていません。 ただ、あれから13年が経ち、その分年も取り世間から見るとまだまだ若い部類にはいると思うのですが、自分の実感としては、そろそろ終わりかなあと感じています。 最近は、仕事への情熱も無く、ただ会社に行って帰ってくる毎日。 そろそろ引退した方がいいのかな？ と思い始めたのが２年ぐらい前かな。 それからまだダラダラと仕事を続けておりますが、いまいち面白味の無くなった仕事にあまり情熱を傾ける気が、どうしても起きません。 私はずっと土壌汚染の調査や対策の仕事をやってきました。 昔は、色々と試行…
昨日、久しぶりに上本郷の市立病院跡地を訪れました。 跡地の買い入れを行ったヤオコーさんと解体工事を請け負う安藤・間さんと工事の進捗状況ならびにスーパー開店の時期についてお話をお伺いしました。 開店の時期ですが、少し早まって来年の秋にはオープンさせたいとのことでした。 又、解体工事について、気になる土壌汚染の問題（六価クロム、鉛が基準値越え） をお伺いしたところ、今は、土壌汚染された部分の除去が終わり、その部分を囲い作業が終了したとのことでした。 今後、２年間、モニタリング調査を進めるとのことでした。 続いて、予想されるグリーンベルトの渋滞対策についても聞きましたが、詳しい内容は言えないが、警察…
「雑草」 名前を知られていない草 大して役には立たない草 生えると迷惑な草 引っ付き虫のように服についていやな草
総務省がこのほど公表した2024年度の「公害苦情調査結果」によると、1年間に全国で受け付けた公害苦情件数は6万9153件で、対前年度比で3.4％の減少。公害苦情の発生源のうち最も多いのは「会社・事業所」で全体の44.8％を占めている。このうち「建設業」が1万3174件で最も多かった。 産業別公害苦情受付件数（資料より引用） 同調査は、2023年4月1日から24年3月31日までの期間に、全国の都道府県・市町村の公害苦情相談窓口に寄せられた苦情を集計したもの。典型的な7公害（騒音・大気汚染・悪臭・水質汚濁・振動・土壌汚染・地盤沈下）と、それ以外で多かった苦情の内容について件数や処理状況を調べている…
炭酸リチウム市場規模は2023年に50億米ドルと評価され、予測期間2024年から2031年にかけて181.5 億米ドルで成長し、2031年には15% CAGRに達すると予測されています。 炭酸リチウムの世界市場促進要因 炭酸リチウム市場の促進要因は、様々な要因によって影響を受ける可能性がある。 これらには以下が含まれます： 電気自動車（EV）の需要増加：炭酸リチウムはリチウムイオン電池の重要な構成要素であるため、電気自動車生産の増加は重要な促進要因である。 エネルギー貯蔵システム：再生可能エネルギー源（太陽光や風力など）の採用が増加し、効率的なエネルギー貯蔵ソリューションの必要性がリチウム電池…
今日の写真は中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で西に30分ほどの郊外で撮影したものです。この国の国土面積は日本の四国ほどですが人口は約23万人と極端に少ないのが特徴です。四国の人口が400万人ほどであることを思うといかに密度が低いか分かります。その要因は様々あると思いますが、その分自然が豊かで多くの野生が生息しており、彼らと出会う機会は日本とは比べ物になりませんから、バードウオッチャーにとってはうれしい自然環境なのです。1枚目は人家の少ない集落周辺をぶらぶらと歩きながら野鳥を探したり、目についた草花を撮ったりして楽しんでいるところです。 2枚目はこのブログのベリーズ…
下水から出る汚泥からつくられる肥料からPFASが検出されている。（京都大学の調査）下水汚泥肥料は国の後押しで全国1000ケ所以上で生産されている。汚泥肥料は持続可能（SDGS）な製品として全国に広まりつつある。肥料にPFASが混入していると土壌汚染を介して農産物汚染につながるから、今のうちに対策を立てるべきだと思う。 ◎朗報がある。 PFAS汚染源と疑われている東京多摩の米軍横田基地が基地内の調査を受け入れることになった。国の基地内調査申し入れに基地側が柔軟な対応を示した。自治体からの申し入れには冷淡だったが国が乗り出して実現した形だ。沖縄では汚染発覚から10年余り疑惑の米軍基地内の調査は実現…
論文AdventCalendar12日目: Guttation Sensor: Wearable Microfluidic Chip for Plant Condition Monitoring and Diagnosis AdventCalendar12日目です。 学内でクリスマスイベントが行われていたそうですが紅葉も雪も降らない沖縄にクリスマスは存在しません(大嘘) 本年も96%が終わり、気づいたら新年になることがやばいなと思いますが 今日もアドカレやっていき。 今回読んだ論文 Quiyu Lu, Lydia Yang, Aditi Maheshwari, Hengrong Ni, Tia…
膵臓がんの早期発見へ、尿をＡＩ解析…大学発のベンチャーが３年後の承認目指す（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース 尿 https://www.youtube.com/watch?v=iXMO72sDOds 地球外生命体の偽装、、、?! 車サイズが、何十機、、、 領空侵犯、し放題、、、??? 未知との遭遇、、最終段階へ、、、 https://www.youtube.com/watch?v=T_K1XmsuRuA ドローン、、ドロローんと、、溢れ出て、、、 ニュージャージー ニュージャージー州（State of New Jersey） New judge➡新しい・審判・裁断する➡711へ…
あきたこまちRとは？—品種改良の背景と特徴 あきたこまちRの開発経緯 あきたこまちRは、秋田県で長い年月をかけて研究・開発された品種で、2025年度から主力品種として普及が予定されています。この品種は、消費者に愛されてきた「あきたこまち」と、放射線育種によって改良された「コシヒカリ環1号」を交配して開発されました。特に、土壌中のカドミウム吸収を低減する性質を重視した研究が行われており、これにより栄養面だけでなく生産環境の安全性も向上しています。この開発過程は科学的根拠に基づいて進められ、消費者が安心して選べる米として期待されています。 放射線育種とは？安全性の歴史と基礎知識 放射線育種とは、植…
現在、特に首都圏において、マンションの資産価値は購入の判断をする上で重要な要素の一つになっています。マンションの資産価値は、立地や築年数、需要など多くの要素に左右されます。 この記事では、マンションの資産価値を評価するためのポイントや、固定資産税評価額や実勢価格などの異なる評価額について解説します。 また、自分でマンションの資産価値の目安を調べるための方法ついても紹介します。 この記事で分かること マンションの資産価値とは？ マンションの資産価値が決まる要素 マンションの資産価値に影響する評価額の種類 マンションの資産価値の調べ方 マンションの資産価値の目安を調べる方法 資産価値が落ちないマン…
「PFAS、PFOAは癌の原因になるのか」について 「PFAS、PFOAは癌の原因になるのか」 PFASおよびPFOAの発がん性に関する懸念が近年高まっています。これらの化学物質は環境中での残留性が高く、人体に蓄積される可能性があるため、健康への影響が注目されています。本記事では、PFASとPFOAの発がん性に関する最新の科学的知見を整理し、その潜在的なリスクについて解説します。 有機フッ素化合物PFASとは？懸念される健康への影響について | 水と健康の情報メディア｜トリム・ミズラボ - 日本トリム 目次 1. PFASとPFOAの概要2. 国際機関による発がん性評価3. 疫学研究と動物実験…
高度経済成長期の日本は今は昔 第2節 我が国の経常収支等の動向：通商白書2024年版 （METI/経済産業省） 2023年の貿易収支は6兆6,290億円の赤字となり、昨年の15兆7,436億円の赤字から赤字幅が57.9%縮小した 過去の日本と言えば、焼け野原になった東京のインフラ整備や、農村の金の卵世代を集団雇用し大量生産、発展途上国のアジア諸国への繊維製品の輸出などが大幅に伸びたり、家電が安くて品質が良いという評価を得て世界にシェアを得たりと、生産・輸出大国で貿易黒字というイメージでした。 しかしそれはもう昔の話です。 過去最大｢20兆円｣貿易赤字で日本にこれから何が起きるのか。｢23年は円…
2024.10.26「杉一小移転改築基本計画を読み解く！」を開催しました。衆院選投票日前日にもかかわらず、「こっちも大事だ！」と駆けつけてくださった皆さん、ありがとうごさいました！そして、会の最後には「移転反対を諦めてしまったの？」という厳しいご指摘も相次ぎました。たしかに、私たちは杉並区が出してくる計画を追うのに手一杯で、そうすると移転計画を前提にしたような論理になってしまっている、そのことを改めて考えさせられました。しかし、その杉並区の移転計画そのものに瑕疵があることも、この日の学習ではっきりと確認されました。小学校を病院跡地の軟弱地盤の低湿地に移転させ、現在地の区有地を格安で民間に放出す…
2024年11月25日杉並区議会第四回定例会で一般質問しました（動画はこちら）。 質問項目は、1.第二桃園川幹線枝線工事について 2.阿佐ヶ谷北東地区の土地区画整理事業について3.（仮称）デザイン会議について の３項目ですが、たまたま、どれも阿佐ヶ谷地域かいわいに関係する質問となりました。 なお、冒頭に別の発言をしています。昨年改選以来の杉並区議会は、礼儀もルールもあったものではなく、中でも、職員に対する暴言や罵倒がひどすぎます。直近の本会議の事例をとりあげました。 阿佐ヶ谷の河北病院工事関係では、「さらなる工事の遅延」「工事用通路が引き起こした逆走」について質問しました。今年1月、岸本区長が…
YOUTUBEを始めました。よかったら覗いてみてください。 台湾に何が起きているのか （PHP新書） [ 福島 香織 ]価格: 1111 円楽天で詳細を見る 「绿色经济」と「再生可能エネルギー」環境問題への挑戦 最近ニュースで『绿色经济（lǜ sè jīng jì）』って言葉を見かけるようになりました。これって、どんな意味なんですか？ 绿色经济は、『グリーン経済』のことだよ。つまり、環境保護を重視しながら経済を発展させる考え方のことなんだ。中国政府も、経済成長の中で環境問題に取り組むために、再生可能エネルギーやクリーン技術の開発を推進しているんだよ。 なるほど。今の中国って環境問題が深刻なイメ…
「相続した土地をどうすべきか？」多くの人が抱える課題の一つです。使う予定がない土地や、維持管理が困難な土地を相続した場合、そのまま所有し続けると固定資産税や維持費が負担となります。 そんな悩みを解消する手段として、2023年4月に施行された「相続土地国庫帰属制度」が注目されています。この制度を活用すれば、一定の条件を満たした土地を国に返却し、管理の負担から解放されることが可能です。 ただし、すべての土地が対象になるわけではありません。また、国が土地を受け入れる際には「負担金」の支払いが必要で、これは土地の今後の管理費用に充てられます。本記事では、相続土地国庫帰属制度のポイントと概要について記載…
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