雇用契約は労働者が労働を提供して対価として賃金を得る契約であるが、その最も重要な要素は使用者が労働時間を管理し、指揮命令下に置く状態である。この労働時間の管理は原則として使用者の責任において行う必要がある。職場によっては労働者の自己申告に基づいて労働時間を把握する方式がとられているが必ずしも適切とはいいがたい。 労働安全衛生法は時間管理を義務付けています 労働安全衛生法(労安法)は、職場における労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進することを目的とした法律であるが、同法66条の8の3によると、「事業者は、・・・厚生労働省令で定める方法により、労働者(次条第一項に規定する者を除く…