昔から特許事務所は、出願代理人という活動が多くしめ、クライアントも発明が浮かんだときに弁理士に相談に来るというパターンが主流でした。 弁理士も相談のタイミングでしか、クライアントの知財活動を認識することができないため、たまの出願で権利を取得していても、戦略網羅的でなく、穴だらけの権利になってしまう。 この危うさに私が気づき、弁理士による顧問サービスを大きく展開して、はや3年になりました。 これまでは単発的に顧問に応じていたものを、今後は顧問ベースで会社の知財戦略を経営者とともに考えていき、必要に応じて早期に出願権利化していくのが良いと思いついた。 弁理士による顧問の重要性を伝えていたら、今年か…