弁理士のあたり・はずれほど、結果に大きな影響を与えることはありません。 ベテランだから良い弁理士とは限りません。 経験豊富なベテランほど、まったく別の案件なのに、過去の事例に合わせるような思考で実務をすることがあるからです。過去の成功例はいつでも通じるわけではない。過去の成功例で自信を持つことは大事だけど、その都度、事件の背景から丁寧に考えて、その事件に最適な実務を行っていく力と根気が必要なのです。 なぜ、過去の成功例に依存するのかというと、 楽だから、だと思います。 一種の思考停止なのです。 全く異なる別案件を過去の事例の考え方に適用してもうまく行きません。むしろ足枷になることさえ多いのです…