日本画を習い始めて、写生に色鉛筆を使うことが多くなりました。 色鉛筆については、これまで『苦手な画材』で、どうもうまく使えなくてあまり好きではなかったのですが。。。 水彩画や油彩画の絵具は『混ぜて』自分の好きな色を作って塗れますが、色鉛筆はその鉛筆の固有色しか塗れないので、なんか色に深みが出ないんですよね。 でも、日本画に伴って色鉛筆画も教わるようになって、色鉛筆は『重ねて』色を作るのだと知りました。 葉っぱが緑色だからいきなり緑の色鉛筆を塗るのではなくて、自分がその葉っぱの中から感じた色を重ねることで最終的な色の表現ができるわけです。 これは、岩絵の具を何層にも重ねて色の表現をする日本画と理…