京極夏彦さんによる『百鬼夜行シリーズ』(『京極堂シリーズ』とも言う)、その最新作である『鵼の碑』が約1か月後に発売される予定です。 それを祝してこれまでのシリーズ作を、私の感想のみで振り返っている記事の後編です。前編の機能は『鉄鼠の檻』までを振り返りました。 なので本日は、こちらの作品の振り返りからです。 ではでは早速、どうぞ! ・『絡新婦の理』 ・・・前作『鉄鼠の檻』から10か月後に刊行されています。『鉄鼠の檻』から1年経たず『絡新婦の理』が読めた時代があったなんて!どんな世界線よ! いやぁ~、この作品も好き。『鉄鼠の檻』同様、私の中でシリーズ1位、2位を争うくらいに好きな作品です。そしてペ…