シリーズ最大の難事件! 京極堂、結界に囚わる。 忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」……。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者――骨董屋・今川、老医師・久遠寺(くおんじ)、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹(きょさつ)=明慧寺(みょうけいじ)に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第4弾! (紹介文引用) 再読。今作は、前作『狂骨の夢』とは、異なり、話しの前半の66ページ目で、雑誌『實録犯罪』の記者である鳥口君と、雑誌『稀譚月報』の記者であり、京極堂の妹である中禅寺敦子ちゃんが、早々と登場してくれて嬉しかったで…