京極夏彦の著作。
1994年発表の京極夏彦処女作且つ京極堂シリーズの記念すべき1作。
文庫版では偶数ページの終わりの行を次のページへ繋げないよう文章が配置されている。この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。
(文庫版紹介文を引用)
2004年6月映画化が決定。2005年7月に公開。
監督/実相寺昭雄、脚本/猪爪慎一、原作/京極夏彦、撮影/中堀正夫、美術/ 池谷仙克、音楽/池辺晋一郎
中禅寺秋彦/堤真一
関口巽/永瀬正敏
久遠寺涼子/原田知世
久遠寺梗子/原田知世
中禅寺敦子/田中麗奈
久遠寺菊乃/いしだあゆみ
木場修太郎/宮迫博之
榎木津礼二郎/阿部寛
戸田澄江/三輪ひとみ
中禅寺千鶴子/清水美砂
関口雪絵/篠原涼子
久遠寺嘉親/すまけい
紙芝居屋/三谷昇
牧朗/恵俊彰
和寅/荒川良々
鳥口守彦/マギー
里村/阿部能丸
お潤/鈴木砂羽
青木文蔵/堀部圭亮
内藤/松尾スズキ
片腕の傷痍軍人/京極夏彦
/堀内正美
/吉川廣志
/佐藤淳史
/原知佐子
/寺島進