『音声障害の歌手におけるアレルギー性鼻炎の発生率を判定するためのスクリーニング質問票の活用』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 歌手のアレルギー性鼻炎の発生率と音声症状との関係を、歌手45人で調査。アレルギー性鼻炎の有病率は87%(39/45)だった。 音声障害の歌手には、声の翻転、音声疲労、声域の縮小、嗄声などの症状が見られた。 声の症状の有る歌手は無い歌手と比べアレルギー性鼻炎を発症する可能性が15%高く、二つ以上の声帯症状の有る歌手は、アレルギー性鼻炎を発症する可能性が25%高かった。この相対リスクの増加率が最も高かったのは嗄声患者、次いで声の翻転患者だったが、この増加率は…