二つに分ける 陰陽論とは、「明と暗」「天と地」「出と入」「剛と柔」「昼と夜」「男と女」「精神と肉体」など、 一つの事象を二つの相反する気に分けて論ずる、古代中国の自然哲学の理論です。 ある事象の本質を知ろうとするのに、ただ観察しているだけでは進みません。 まずは、事象を二つに分けて、 それらの性質の違いと関係に観察の焦点を絞ることで、観察は深まります。 現代論理学の「二項対立」と同じですね。 事象 陽 陰 エネルギー 明 熱 暗 寒 空 間 天 外 地 内 方 向 出 上 入 下 人 間 男 精神 女 肉体 では、どちらが陽で、どちらが陰なのか、というと、主体性のあるほうを陽とします。 世のな…