日暮里駅からの御殿坂の通りにでました。左折して、夕焼けだんだんの方に向かいます。 本行寺 本行寺は、大永六年(1526)、江戸城内平河口に建立され、江戸時代に神田・谷中を経て、宝永六年に(1706)、現在地に移転しました。 景勝の地であったことから通称「月見寺」ともよばれていました。 二十世の日桓上人は多くの俳人たちと交遊があり、小林一茶はしばしば当寺を訪れ、「青い田の、露をさかなや、ひとり酒」などの句を詠んでいます。 御殿坂(ごてんざか) 文政十二年(1829)に成立した『御府内備考』には,「感応寺後と本行寺の間より根津坂本の方へ下る坂なり」とあるが,「根岸」の誤写の可能性がある。明治五年『…