先日、藤平朝雄さんがまとめられた冊子『能登路万葉八景』について、中日新聞に大きな記事がありました。 昨年の2月~12月、能登版で連載した全10回シリーズ。大伴家持の能登巡見の足跡を歌とともにたどった企画です。A4版サイズで14頁、500部を作製とのことです。 藤平さんは84歳。東京に生まれ、輪島に移住して60年近く。能登を愛し、慈しみ、執筆や講演を通して観光や文化、自然、歴史などの魅力を発信し続けていらっしゃいます。記事によれば、年明けの1月中旬の発行を予定していたところに、地震で被災、車中泊や避難所生活を強いられ、体調を崩されて、2月末から3週間余りも入院され、当初の予定より3ヵ月遅れての発…