今日の「聴き比べ」は大塚博堂の『ダスティン・ホフマンにはなれなかったよ』です。 弱冠37歳でこの世を去った大塚博堂氏のデビュー曲でした。発売は1976年でした。 はじめ、タイトルを聞いた時にどういうことだろう?と不思議に思ったのですが、詞を読んでなるほどと思いました。 ダスティン・ホフマン主演の2本の映画『ジョンとメリー』『卒業』が登場します。2本ともアメリカン・ニューシネマの作品で、ダスティン・ホフマンは人気絶頂でした。 『卒業』のラストのようにはいかなかった、せつない後悔を歌った曲です。 この歌詞は本人が作詞したものかと思っていたら、作詞家の藤公之介の詞だったのです。曲は本人です。 私自身…