昭和30~40年代は、SF(特撮)映画だけど、内容は大人向けという邦画がよく作られてました。 「電送人間」(1960)や「ガス人間第1号」(1960)、「マタンゴ」(1963)等はまさにそういう類いの映画。 そして今回見た「宇宙大怪獣ドゴラ」(1964)もそんな一本です。 タイトルからして、大怪獣が暴れまくって、人類のピンチ!みたいな内容を想像しがちですが、実はちょっとオシャレでウィトに富んだ活劇でした。 今回はそんな「宇宙大怪獣ドゴラ」をレビューします! (あらすじ) 深夜の東京・銀座。悪名高き強盗団が宝石店からダイヤを盗み出そうとするが、金庫を開けてる途中で謎の生物が店内に侵入。強盗団全員…