金沢駅西中央公園にある天保義民の碑。 1838年の「天保の大飢饉」で凶作に苦しむ農民を 救うため立ち上がった28ヶ村を代表する15人は 藩へ減免を申し出ますが、弾圧され越中五箇山へ 流刑となります。 のちに彼らの活動を知り、義民と讃えた勝海舟が 碑文を書き、明治30年に建立されました。 石碑の上の鳳凰は越中五箇山の方向をむき、 流刑になった人達の「鳥になって帰りたい」、 地元に残った人達の「鳥になって五箇山の様子を 見に行きたい」という思いが託されているそう。 目立つ場所ではないですが、また通る機会が あれば、手を合わせたいです。 《金沢駅西中央公園 天保義民の碑》 金沢市西念1-11