一帯を見渡せる郡山城の天守台は早くもにぎわう。 奈良県大和郡山市を訪れ、きょう始まるNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟」への期待を肌で感じた。 主人公秀長の晩年の拠城。兄秀吉の天下取りを支える役回りも果たした。 豊臣政権を樹立した兄の名補佐役。 ドラマは周りの争いを巧みに仲裁する青年時代の姿から描く。 歴史上、その調整力を発揮したのが武将たちを接待し、味方にした局面だろう。 かつての敵、安芸の毛利輝元もそうだ。 1588年の輝元の上洛日記は時代考証に使われよう。 郡山城に立ち寄った折は秀長自ら城から馬を5キロほど走らせ、迎えたという。 奈良見物の世話を焼き、配下にも気配りする姿に輝元が感激したことが…