うちはお金の管理は私がやっている。 個人経営の小さいお店やってるというのもあるけれど、一番の理由はもともとの妻の所得だ。 カンボジアの最低賃金は現在でも$200に至っていない。 僕と出会ったころの妻の月収は$160だったと記憶している。 日本円で2万円に届かないくらい。 だからカンボジア人の労働者は給料もらって家賃とか電話代とか払ったら、すっからかんになる。 少ない給料で食べていくのに家族や親族で助け合って暮らすというのが効率的で一般的だ。 そのへんの文化的な話しはいずれ。 今回は妻の金銭感覚。 私の手取り金額は日本時代の月給くらい。 カンボジアでそれだけあれば十分だ。 数年前はその半分くらい…