夷陵の戦い(いりょうのたたかい)
222年に蜀と呉の間で起こった戦争。
先に、関羽を討たれ呉に復讐せんと準備を整えている矢先、張飛までもが部下に裏切られ死ぬ。これに激怒した劉備は呉への復讐を決意。趙雲や諸葛亮が諫めるも劉備は出陣した。初め蜀軍優勢であったが森林に陣を敷いていた蜀軍は陸遜の火計により大敗。蜀軍の将軍、兵士等おびただしい被害をだし蜀は敗退。白帝城まで退却し、劉備が死ぬ事で終戦した。
皆さん、こんにちは!これを書いているのは真冬、劉備が体験した酷暑でも少し憧れを感じてしまう季節です。 さて、今回のテーマは夷陵の戦い、以前取り上げた陸抗の父である陸遜が劉備を破った戦いとして知られています。 戦史は好きですが、ここでは現地の感覚にどちらかといえばスポットを当てて記してみたいと思います。 劉備について さて、この戦を取り上げる前に、劉備が戦上手であったことを取り上げたいと思います、それも皆さんが思う『演義』のイメージよりはるかに。 劉備は徐州を始め戦に負けて全てを放り出すイメージが強いですが、実際は曹操や騎兵隊長としての曹仁など最強クラスの武将に大量の兵力差がある時以外は結構勝っ…
さて、今回陸遜の5回目の紹介じゃな。陸遜自身については夷陵の後にもまだ続くのでもう一回ぐらい紹介しておきたいが、夷陵の戦い自体は今回で締めておきたいのう。それでは見ていくとしよう。
さて、今回陸遜の3回目の紹介じゃな。今回は夷陵の戦いを軽く見ていくとしようかのう。これも人によって解釈がバラバラであることから、かなり難しい戦いになりそうじゃな。
【悲報】日本共産党さん、衆院選の公約として「性交の撮影禁止」を盛り込む。AV全滅へwww | やらおん! なんというか最近悪の組織なのを隠そうともしなくなってきましたね。 祝衆議院選挙開始。今回我々有権者が発すべきメッセージは「石破政権にNoを突きつけながらも、悪夢の政権交代は断乎拒否。かつ公明れいわ参政保守共産らのカルト集団の躍進も阻止」。・・・うん、これなんて無理ゲ?三国志 2(完訳) (岩波文庫 赤 12-2)岩波書店Amazon 胸の奥にある炎は幾千年も昔から 三国志演義 中国の明代に書かれた長編白話小説。後漢末と蜀・魏・呉による三国時代を舞台とする時代小説・通俗歴史小説で、四大奇書の…
空城の計 中国歴史ドラマ『三国志Three Kingdoms』について書きまくりたいと思います。 そもそもが有名すぎる物語ですし、短編や長編含めて作品化は数え切れないほどされていますが、三国志ドラマの最高傑作であることは間違いないです。 三国志好きは観るしかありません。歴史好きな方もぜひ観てください。歴史は好きではないけど映画レッドクリフを観て楽しかった方や映画キングダムを観て楽しかった方も観てください。歴史好きでない方も時間があれば1話だけでも観てほしいです。 素晴らしい作品で、今あるすべての歴史ドラマの中で最高傑作だと思っています。本作品が登場するまでは日本の大河ドラマのいくつかの作品や年…
さて、今回紹介する人物は孫桓じゃな。彼は宗室の一員として孫権の期待を受け、それに応える活躍をしておったんじゃが、わずか26歳にして亡くなってしまった。彼の短いながらも輝きを放った人生について、見ていくとしようかのう。
寒泉という台湾のサイトがある。そこは資治通鑑の検索ができ、便利だったのだが先日からつながらなくなってしまった。もっとも資治通鑑は編年体なので調べたいことがあれば年代の目星をつけて情報を探せばいいだけではあるのだが、寒泉の資治通鑑は胡三省の注も表示できたのでたとえば三国志の不明な地名を検討する際などは寒泉で検索して胡三省の見解をまず見るというのが習慣化していた。三国志集解を手に取るよりも遥かに簡便だった。そのうちまた使用可能になればよいのだが。 そう考えると中央研究院の漢籍全文史料庫が使えなくなってしまったらと思うとゾっとする。もちろんそこでは正史の検索をしており、本ブログを書く作業、考える作業…
さて、今回周瑜の紹介2回目じゃな。今回どういう風に紹介するか迷ったんじゃが、一旦は陸遜との比較を行い、両者に違いについて、自分なりの考察を行おうかと思うんじゃよ。
さて、今回陸遜の6回目の紹介じゃな。ここでも陸遜の知略を示す逸話になるんじゃが、これには評価が少し分かれてもいるようなんじゃよ。
さて、今回陸遜の4回目の紹介じゃな。今回は夷陵の戦いの時系列を陸遜陣営、劉備陣営双方の記述から見ていくとしようかのう。
軍師に学ぶ処世術 パリピ孔明とは パリピ孔明は現代の渋谷に蘇った諸葛亮孔明がシンガーソングライターの月見英子のマネージャー(軍師)として彼女がスターになるのを後押ししていく漫画です。 2022年にアニメが、2023年にドラマが、2024年に映画(アニメ)、舞台と続いています。ドラマ版は中国語音声で字幕がつくシーンもあり、英語や韓国語と比べると中国語が出てくるドラマは割合珍しい認識。 しばしば三国志の知識が出てくるので勉強がてらまとめておきます。 石兵八陣 三国志は歴史書の正史と小説の演義があるのですが、石兵八陣は演義にしかない話。 (Wikipediaより) 関羽の弔い合戦である夷陵の戦いの際…
さて、今回陸抗の紹介、4回目じゃな。今回は最大の懸念事項である江陵の防衛についてじゃな。晋でも最高クラスの武将である羊祜の晋軍をいかに防ごうとしたのか。ここからは両者の知略合戦となったようじゃな。
さて、今回陸抗の紹介、3回目じゃな。今回は西陵の戦いの状況についての詳細な説明を行おうと思うんじゃ。地図を用い、それぞれの考えと行動についてまとめていこうとするかのう。
2021年3月20日第1刷発行 帯封「中国歴史小説の第一人者が雄大な世界へいざなう 『三国志の世界を知ることは、宝の山に踏み込むようなものかも知れません』 これから読みたい人にも最適」「・三国時代と三国志の時代の違いとは ・外戚と宦官の争いが後漢王朝を衰弱させた ・ことばの力によって大国・魏を創った曹操 ・薄情な劉備がなぜ蜀の皇帝になれたのか ・若さに満ちた政権を率いた呉の孫権 ・「水魚の交わり」「泣いて馬謖を斬る」…物語を彩る名言 ・英雄たち亡き後の三国志の世界」 表紙裏「『演義』と『正史』の違いから、曹操、劉備、孫権、袁紹、董卓、呂布など英雄たちの生涯、『泣いて馬謖を斬る』などの名言の由来…