評価4(5段階評価) 北関東の桑畑市にある市立二中2年生の名倉祐一が銀杏の大木の下で頭を打って死んでいるのが見つかった。その銀杏の木は部室棟脇にそびえていて、生徒が屋根伝いに枝に飛び移る度胸試しにも使われている大木だ。警察は、当時名倉と屋根の上に一緒にいた生徒4人を特定し、名倉の背中に複数の痣が残っていることを重要視して傷害容疑で2名を拘留、2名を児童相談所送りとし、生徒全体の聞き取り調査を実施して死亡の真相究明に乗り出す。 あいまいな供述を繰り返す被疑者生徒、わが子大事に行動する被疑者の親たち、保身に走り自己判断を放棄した学校上層部、過去の記憶を奥底のしまい込み自分の行動を正当化しようとする…