厚生労働省が2013年に、小学6年から高校1年の女子を原則無料として接種推奨したものの、副反応などの影響により同年内に接種推奨を取り下げた子宮頸がんワクチン。2021年11月に改めて積極的勧奨に舵を切り、2022年4月からの無料接種再開が告知されています。 若年層の子宮頸がん罹患リスク そもそも子宮頸がんは、どの程度罹りやすい病気なのでしょうか? この点を示す公的確証として、国立がん研究センター・がん情報サービスがホームページ上で公表する統計値を確認します。 子宮頸がん_若年層罹患数 2021年11月現在、2016年から18年3年間の統計値が公表されていますが、これを見ると、未成年女子の子宮頸…