調べてみたが、この人は小説やエッセイなど、結構多作。だが、僕が読むのは、この本が初めて。本書(発行は2011年6月)も、購入は大分前だが、今まで積読になっていたものだ。 中高生の頃、ずっと深夜放送を聴いていた。読者の中にもそういう人は多いと思う。著者もこの頃、担当曜日は忘れたが文化放送の「セイ! ヤング」のパーソナリティを長く勤めていて、僕はそれをよく聴いていた。当時は深夜放送全盛時代で、ナッチャコパックやら谷村新司のセイ! ヤング、それから週末のエッチ系(誰がパーソナリティだったかな?)とか、結構色々と聴いたものだ。その中でも落合の番組は、雰囲気が他とは明らかに違っていた。悩み相談系、と言う…