『江戸の夢』の余談が続きます。こんなに掘るとは自分でも驚き。 entsunagi705.hatenablog.com 落語研究会の解説では『江戸の夢』について“元は宇野信夫氏の小説で、それがラジオドラマになり、その台本をきっかけに松竹が歌舞伎にして芝居になり、その後落語になる。落語になる際には宇野信夫氏が改めて落語として書き、六代目三遊亭圓生師匠が口演した”と聞いた。 落語になる前の経緯を調べて興味を持ったので、宇野信夫氏が書いたものを探して読んでみた。国立国会図書館のデジタルアーカイブで読めるだけで5点あり、戯曲、台本、人情噺、小説などがあり、宇野氏があとがきなどで遺している言葉も興味深い。…