1 丹波国守護代内藤氏の家臣 私の実家は丹波山地の山深い場所なので、日本史とは無関係の場所だと思っていました。ところが八木城(丹波三大山城)を調べて行くうちに、生まれ故郷も守護代内藤氏の勢力下に組み込まれていて、幼い頃友人達と遊んだ「城山」が中世城郭(山城)であることが分かりました。名前は田原城(標高323m比高150m)城主は小林氏(日向守)、遠くから眺めると均整の取れた三角形の形で、波多野氏の八上城の様です。 【上】田原城全景 【中】田原城畝状竪堀・田原城堀切 【下】出城亀田城堀切と土塁 2 一番新しく見つかった居館跡 昨年秋、歴史研究会の仲間16人で田原城に登りました。出城と言われる近く…