3日のNHKスペシャル「ウクライナとロシア 訣別の深層」を観る。 登場したうちの二人の言葉がとても印象に残った。 一人は、言論統制で先日発行を停止したロシアの独立紙『ノーバヤ・ガゼータ』のスタッフ。戦争に反対する彼女は、後の世代のことを憂慮していた。 「少なくとも今後数年間は、暗く陰鬱で理解しがたいものであることは間違いありません。 私の世代の未来が失われたことが残念ですし、私には幼い子どもがいます。 息子には誇りを持てる国がないことがつらいです。自分の国は侵略者であり、国の意見に同調しないなら必要とされないのです。」 こう言って彼女は涙を見せた。 ロシア国民全体にとっての、世代を超えた大きな…