「北朝鮮元工作員」として日本の多くのメディアに登場。 北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの目撃証言をし、このことは横田めぐみさん生存説の根拠となっている。
2007年7月9日、北朝鮮製の覚せい剤を韓国内で密売したとして逮捕、同年8月17日に実刑判決を受ける。
和田春樹・東大名誉教授は、次のように記し、私・高世を事実上「捏造ジャーナリスト」と断じている。 《(2月4日、電波ニュース社の高世仁が安明進を取材すると)安は平壌で横田めぐみをみたと言い出したのである。前年に石高に二回取材をうけたときには、安はそんなことは言っていなかったのに、である。この高世の安インタビューは二月八日にテレビ朝日で放映されたが、安を匿名で登場させた。安はこれまで何度も公衆に向かって話しているが、横田めぐみのことは話していなかったので、横田めぐみ拉致の話が報じられたあとに突然彼女を見たと言い出したのでは信頼されないと高世が考えたのであろう》(和田春樹『日朝交渉30年史』ちくま新…
私は和田春樹・東大名誉教授への手紙(11月13日付)で、次のように書いた。 《ジャーナリストにとって、「捏造報道を行った」という汚名は致命的です。大きな組織のバックがない私たちに頼れるものは「信用」しかありません。「信用」を失うことが職業人としての「死」を意味することは、研究者でも同じではないでしょうか。 かつて、ある古代史研究者が、自分が埋めておいた石器をあたかも地中から発掘したかのように見せかけた捏造行為を行い、学会から追放されました。もし、和田さんが、「史料を捏造する研究者」とレッテルをはられ、それが世間に通用したとしたら、東大名誉教授のままでいられますか。》 言うまでもないが、これは脅…
和田春樹・東大名誉教授が、テレビ朝日「ザ・スクープ」における安明進証言を「捏造報道」だと断じたことに対し、私は昨年9月上旬、事実無根であるとして抗議した。 和田春樹氏(wikipediaより) きのう本ブログで紹介したのは、それに対する10月4日付の和田氏から私宛ての謝罪文である。和田氏は、自身の主張に根拠がなかったことを認め、「ここに高世様に深く謝罪して、誤った記述を取り消し、二度とそのようなことを書かないと誓うものです」と明言した。 さらに和田氏は、「日朝国交交渉20年検証会議第3回」(2021年6月27日)での自らの報告を掲載していたウェブサイトから、問題となった記述を削除している。ht…
ここに、私宛に届いた一通の私信がある。 差出人は、ロシア史・東欧史を専門とする歴史学者であり、東京大学名誉教授の和田春樹氏。いわゆる「岩波文化人」の一人として、戦後日本のリベラル派知識人を代表する存在である。日朝関係においては、「日朝国交正常化推進国民会議」で事務局長や共同代表といった要職を占め、同会の理論的支柱、いわば司令塔として活動してきた人物でもある。 その和田春樹氏から、私に向けて送られてきたのが、以下の文面であった。 「私の著書の記述内容を検討した結果、重大な推測の誤まり、結果としての記述の誤りを私は認識しました。高世様のジャーナリストとしての名誉を著しく傷つけたことを認めます。まこ…
3日のNHKスペシャル「ウクライナとロシア 訣別の深層」を観る。 登場したうちの二人の言葉がとても印象に残った。 一人は、言論統制で先日発行を停止したロシアの独立紙『ノーバヤ・ガゼータ』のスタッフ。戦争に反対する彼女は、後の世代のことを憂慮していた。 「少なくとも今後数年間は、暗く陰鬱で理解しがたいものであることは間違いありません。 私の世代の未来が失われたことが残念ですし、私には幼い子どもがいます。 息子には誇りを持てる国がないことがつらいです。自分の国は侵略者であり、国の意見に同調しないなら必要とされないのです。」 こう言って彼女は涙を見せた。 ロシア国民全体にとっての、世代を超えた大きな…
プーチンは脅し文句がうまい。 先月はこう言った。 (TBS「報道特集」より) 「ロシア国民は真の愛国者と、クズ野郎や裏切り者をきちんと区別できる。クズ野郎や裏切り者は、口に入ってきたハエのように吐き出せばいいんだ!」 大統領のお言葉がこれか・・おお、怖いな。 チェチェン戦争をはじめるとき、「テロリストを便所まで追い詰めて、やっつける!」と机をどんと叩いてすごんだことを思い出す。マッチョぶるのが好きなようだから、今度の戦争も簡単には終わらないのではないか。 takase.hatenablog.jp 一方、アジアでも。 先週の日曜、27日はミャンマーの国軍記念日だった。この日、治安部隊は163人も…