きのうの東京新聞朝刊にロシア文学研究者・沼野恭子氏の記事が載っていました。はっきりとは語られていないものの、昨年から始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、ロシア文学の研究者やロシア語を学んでいる学生にも影響が及んでいることがうかがい知れます。私も長い間中国語を学んだり仕事にしたりというなかで、陰に陽に「何で中国語なんかやるの(やってるの)」と聞かれたり訝しがられたりしてきたものですから、大きな共感を持って記事を読みました。そしてまた、ロシアとともに中国の軍事的プレゼンスが増している(と、とみに報道されている)なかで、今後もますますこの記事にあるように「ネガティブな問いが投げかけられていく…