北九州から信濃へ ■ 安曇の語源 「阿曇」と「安曇」の表記 元々は「阿曇」でしたが、8世紀初期から「安曇」と書かれるようになりました。 安曇 志賀島 (しかのしま) に上陸してきた海人 (あま) 族を 安曇族 と呼びました。次のような説があります。 ①安曇族が奉斎する海神は「綿津見神」です。 その「WATATSUMI」が転化して「ADUMI」となった。 ②「曇」を「DOM」と読み、そこから「ADUMI」となった。 ③安曇族は体に入墨(文身)をしていたということから、「阿墨」が転化した。 阿曇磯良 (あづみのいそら) 海の神とされ、阿曇氏(安曇氏)の祖神とされます。 阿曇磯良は豊玉毘売命 (とよ…