則天武后(上) 皇后立志篇【電子書籍】[ 塚本青史 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 後に則天武后と名乗る武照は、傍流の貴族で隋から唐への易姓革命を渡り歩いた武士彠の次女。母の楊氏は隋王室とも繋がる財産家で、子女への教育は熱心だった。武照(李世民からは媚娘と呼ばれた)は利発で父から可愛がられたが、兄弟や従兄弟たちからは疎まれていた。 美貌と聡明さが周囲の目に留まり、武照は後宮に入る者を選抜する目的の教室に入り、間もなく皇帝太宋(李世民)の後宮に選ばれた。但し「李に代わり武が栄える」という流言が蔓延すと、李生民は武とは武照ではないかと疑い、寵愛が薄くなり武照を遠ざけていった。…