海人・安曇族(あづみ)と関連のある阿曇比羅夫(あづみのひらぶ)について。サルタヒコと関わる底度久御魂(そこどくみたま)など3神の名前から古代に渡来した民族とその場所をひも解く。次の流れで紹介していく。 ・阿曇比羅夫(あづみのひらふ)・猿田毘古神と比良夫貝・比良夫貝とは何か・底度久御魂が意味するものは何か・ソグディアナは粟特(ぞくとく)・ソグディアナと底度久御魂の関係・ソグド人とは ■阿曇比羅夫(あづみのひらふ)志賀海神社で紹介した阿曇浜子より後、阿曇一族で活躍した人物に阿曇比羅夫(あづみのひらふ)がいる。 661年(斉明天皇7年)、百済の救援軍の将軍となり百済へと渡った。662年(天智天皇元年…