宝永3年9月27日。巳刻(午前9時)、双親がやって来て、妻を娶る。祝義の強飯・吸物・酒などが出る。謡曲、祝万歳が行われる。尊父から小名吉十・尊母から綿・瀬左から鱸(すずき)3本・源太左から小鱸3大鯒(こち)2。その他にも親類たちから追々肴が来るが、ここでは略す。廻文がある。長良村4ツ7分5厘。野崎村3ツ8分。来年亥までの定免(定額税率)となる。
元禄14年2月16日。免番衆から廻状がある。長良・野崎の両村は困窮につき、今までの免から各1分ずつ引き下げ、3年の間は定免とするよう申し付けるとのこと。長良村は4ツ5分5リン、野崎村は3ツ6分。
元禄11年4月23日。長良村に定免を申し付ける。