2011年(平成23年)の東日本大震災による大津波で流された、岩手県立高田高等学校の実習船「かもめ」は、太平洋を漂流し、はるか遠くアメリカ西海岸のクレセントシティ市に漂着しました。 案内図によると、「かもめ」は2011年3月11日に津波によって陸前高田市から流され、約2~3年の歳月をかけて太平洋を横断。アメリカ・カリフォルニア州のクレセントシティにたどり着きました。現地では、デルノーテ高校の生徒たちがこの小さな日本の船を丁寧に洗浄し、心を込めて手入れを行いました。そして2013年10月、「かもめ」はクレセントシティ市から陸前高田市へと無事に返還されました。 クレセントシティ市から寄贈されたタイ…