しばらく林郁夫先生関係のエントリーが続きます。それは、林郁夫『オウムと私』という著書があるからです。 オウムと私 (文春文庫) 作者:林 郁夫 文藝春秋 Amazon この本は、林郁夫さんが無期懲役囚として千葉刑務所で書かれた書物です。 オウム真理教の医療行為と言えば、私個人の当時の報道から抱いたイメージとして 戒律破りの信徒に麻薬を注射しておかしくしたとか(その一部は死亡したが、遺体は教団内で処分されているからどれぐらいの被害があったかわからない) 高額なお布施と引き換えに薬物イニシエーションを施したなどというものしかありません。 これは事件当時、テレビ番組で毎日どこかの局が、重々しい音楽と…