日本の住宅史は、様式の名前は聞いたことがあっても、どの順番で、何が変わったのかを説明しようとすると急に手が止まります。私は寝殿造と書院造を「どちらも昔の和風建築」とひとまとめにしていて、床の間がいつ生まれたのかを問われて答えられませんでした。 この記事では、日本の住宅の流れを「部屋がどう仕切られてきたか」という一本の軸で追いかけます。西洋の様式や名作椅子はインテリアスタイルの歴史まとめと名作椅子の覚え方にまとめてあるので、本記事は日本側を深掘りする1本です。 もくじ 日本の住宅史は「仕切り方」の歴史 寝殿造|仕切らない、家具で区切る 書院造|和室の原型が完成する 数寄屋造|格式をくずす 民家と…