柏市のキネマ旬報シアターで「悪は存在しない」を見てきました。濱口竜介監督がベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した作品で、前々から公開を楽しみにしていましたが、一方で「偶然と想像」のように難解で理解できないのでは?という不安もありました。見終わった感想は、「え?もしかしてこれで終わり?」「あまりにも分からなすぎる」というものでした。案の定というか、やっぱり理解できませんでした・・。長野県の高原の町に、東京の芸能事務所がグランピング場を作ろうとします。しかし実態はコロナの補助金目当ての事業であり、その計画のずさんさから、環境破壊を恐れる住民たちが強く反発する・・、という話です。…