岐阜県出身、愛知県在住の作家。宇宙作家クラブ会員。 1996年、集英社ジャンプノベル小説・ノンフィクション大賞の大賞を『まずは一報ポプラパレスより』で受賞。河出智紀名義。 2004年、第35回星雲賞 日本長編部門を『第六大陸』で受賞。 2006年、第37回星雲賞 日本短編部門を「漂った男」(『老ヴォールの惑星』収録)で受賞。
地球が冥王斑の災禍に見舞われてから300年後の23世紀。人類は木星の謎めいた建造物、ドロテア・ワットに降り立つ。 推定8500年前に建造されたとされる、不気味な遺跡の正体。そしてアウレーリア一統の攻防を描いた、天冥の標シリーズ3作目 アウレーリア一統。 感想と解説を書きました。 天冥の標Ⅲ アウレーリア一統 var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day == 20 || day == 25 || day == 30 ){ document.writ…
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 読み終わった。 面白かった。世界観というか宇宙観というかもうまいし、設定も展開も良いしさすがの本格SF。 面白かったんだけど不平を書く。(以下ネタバレ含む) 表紙の絵見て気づくべきだったんだけど、主人公2人がレズ全開で気持ち悪い。 その2人が常に「ですます」調なのも気持ちが悪い。 あれ、漫画になってるのかコレ。読む気しないな。レズセックスも絵になってんのかね。読まないけど。 天冥の標(これもめちゃめちゃおもしろかった)の4巻だったか、全部セックスだったけど、それよりは全然ましだけどね。 性行為も同性愛(そういえば天冥の標はホモだった)も作者の重要なテーマ…
2010年代の日本SF小説界を代表する、スペースオペラ 天冥の標シリーズ全10巻17冊の大ボリュームで、2019年2月に完結しましたが、10年という長きにわたる出版ペースに、脱落した方も多いのでは。そんな脱落者のひとり、わんこたん。このたび再読開始しましたので、あらすじ、登場勢力、考察、解説をまとめていきます! ひさしぶりに読んだらめちゃおもしろくてとまらん 天冥の標1 メニー・メニー・シープ(上) var today = new Date(); var day = today.getDate(); if( day == 5 || day == 10 || day == 15 || day =…
今週のお題「SFといえば」ということで… そもそもSFってなんですっけ?すこしふしぎ?? なにというか、どういうくくりなんでしょうか? Wikipediaによりますと… サイエンス・フィクション(英語: Science Fiction、略語:SF、Sci-Fi、エスエフ)は、科学的な空想にもとづいたフィクションの総称。メディアによりSF小説、SF漫画、SF映画、SFアニメなどとも分類される。日本では科学小説、空想科学小説とも訳されている だそうです。ただ、色々意見はあるようで… SFにおけるニュー・ウェーブ運動の参加者は、「SFは科学小説ばかりではない」という見解から「SFはサイエンス・フィク…
前回に続き、小川一水のSF小説「天冥の標」の「断章」について解説していきます。前回の記事はこちらから↓ www.bookreview-of-sheep.com
小川一水のSF小説「天冥の標」の解説記事です。今回は、作中に時々挟まれる「断章」についてまとめました。
「Ⅰ メニー・メニー・シープ」の主要キャラ3人の系譜を、ネタバレを可能な限り抑えてまとめてみた。 セアキ・カドム コラム:カナコの系譜 アクリラ・アウレーリア イサリ・ヤヒロ ???(ネタバレ防止) 関連記事
前回の続きです。引き続き、sheep2015が選んだ最終巻「Ⅹ 青葉よ、豊かなれ」の名セリフを解説していきます。「天冥の標」って何?という方はこちらから。
#天冥名セリフの解説記事のおまけです。sheep2015が選んだ天冥の標最終巻「Ⅹ 青葉よ、豊かなれ」の名セリフを解説していきます。 「あのセリフが入ってないじゃん!ありえない!」となることもあるかもしれませんが、そこは大目に見てください。また、そもそも「天冥の標」って何?という方はこちらから。
本ブログ「ひつじ図書協会」に頻繁に登場するSF小説「天冥の標」(小川一水、2009-2019)について、ざっくり紹介します。